湯っこやのみなみさん。

吉原遊女ほのぼの見聞録

シトロエンオーナーになりました

晩秋のある日のこと。

愛用していた水色の軽バンの車検時期が近づいていたところでお別れすることを決めまして、慎重な検討の末、次のクルマをお迎えすることにしました。

考えた条件いろいろ
  • だいたいどこの駐車場でも入庫可能であること
  • エンジンは2L未満で十分
  • 白か黒(あんまり目立ちたくない)
  • 田舎で変に浮かないルックス(やっぱりあんまり目立ちたくない)
  • でもほどほどの高級感がほしい、ホテルで堂々とスマートに(?)バレーパーキングしてみたい
  • ただしあくまでも身の丈に合ってる範囲で
はじめてのフランスカー

…というわけで悩み抜き、価格も手頃だった「シトロエン・C4」というクルマに決定しました。

こちらです!

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印旛沼の近くで記念撮影しました。かわいい…!

フランス生まれの、雪のように真っ白なコンパクトカー。

じつは選んだときの最終的な決めては「顔」でした。直感的なやつですね。

もちろん他の条件をそこそこ満たしていたこともあったのですが、なんだか笑っていて、親しみがもてそうだなと。

後ろも日本式ナンバープレートがちょうど出っ歯状に笑ったようになっていて、ユニークさのあるデザイン。私的にツボです。

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余談ですが京成スカイライナーが小さく後ろに写っています。

札幌の中古車屋さんから陸送

中古車屋さんが「お車出発しました」とメールに添付してくださった写真。

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そわそわ感がなんともかわいい…。

後から知ったのですがこのクルマはずいぶん人気の無い車種だったらしく。大幅な値落ちゆえの手頃な価格だったようです。

長い旅を経て千葉のわが家までやってきた日はかなりドキドキしながら、でも大歓迎でお迎えしました。

セミオートマという変速方式が使いこなせるか不安でしたが、マニュアル車のつもりで乗ればさほど違和感なくいけそうです。

パドルシフトが付いていてはじめて使いましたが、手元で操作できるのでシフトレバーの変速よりずいぶん楽だなぁと感じました。

サンルーフの眺めも、乗り心地もなかなか良い感じです。

繰り返しになりますが本当に親しみのもてるクルマで、話しかけたくなってしまう、というか毎日話しかけております(変態ですね)。

いつまで一緒にいられるかわからないけれど、できる限り安全に、末永くお付き合いしていけたらと思います。

錦糸町のすっぽんラーメン

きょうは錦糸町のラーメンレポです。

 

車で吉原に通うみなみくん

千葉から京葉道路〜首都高7号〜錦糸町で高速を降り、吉原へ向かっていることが多いです。

 

その道中、気になっていたお店がこちら

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「すっぽんラーメン 光福(こうふく)」さん

錦糸町駅から徒歩13分。

四つ目通りをスカイツリーに向かって押上方面へ進み、錦糸公園前を通り過ぎ、「横川交番前」交差点を左へ進むと左手に見えてきます。

 

夜はお店の前からスカイツリービュー。

にわか下町マニアもどきのみなみくんはだいぶ見慣れた電波塔。

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わたしは今まですっぽんという高級食材を食したことがなかったのですが、こちらのラーメン屋さんは良い意味で敷居が低いような気がいたしまして…、早めに帰った週末にえいやっと挑戦。

周辺に人は少なく、並ばずに入ることができました。

 

ややガッツリいきたい気分だったみなみくんは「油そば(すっぽんスープ付き)」¥980をオーダー

こちらにはセットで活き血がついてくるとのことで…。

 

友達の実家のような落ちつく店内。

ほどなく優しいお姉さんが血のグラスを持ってきました。「アセロラで割ってあるので飲みやすいですよ(ニッコリ)」

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仰るとおりほぼジュースのようでありつつ濃い味の液体を二口で飲み干してテンションを上げます

そして油そばの着盆

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写真左側にチラリズムしているのは煮こごりのようなコラーゲンと、味変用の柚子果汁。

 

すっぽんスープ、爬虫類の出汁って初めての味ですがすごく綺麗な旨味です。

以前ワニ肉をいただいたことがありましたが意外と癖は強くないものなのかな?しかし調理が手間暇かかりそうで頭がさがります。

 

コラーゲンを混ぜる前に一口食べてみましたが、やはり鶏とも魚ともちょっと違う味で面白いですね。

色々一気に混ぜていただきます。

味変の柚子もいい香りで効いてきます。すごい。

ギトギトせず上品な旨味の油そば、ごちそうさまでした。

 

壁メニューをちらりと見ると夜は居酒屋のような小料理屋さんのような感じのようで。

卵焼きや鰹のわら焼き、そしてやはり、すっぽん鍋も。

斜め前でひとり中年男性が晩酌を堪能されてました。

 

2020年夏現在、

月曜〜土曜11:30〜14:30のランチ営業と、

夜は金曜・土曜のみ17:30〜21:00ラストオーダーで営業されています。

すっぽんラーメン 光福 (スッポンラーメン コウフク) - 押上/ラーメン | 食べログ

 

汁ありもきっと美味しいに違いない。

帰りはお姉さんとご主人が笑顔で送り出してくださいました。

 

おかげさまで元気なみなみくんですがあまり稼働せず。こんなエロくもないブログを書いております。

なんだか風前の灯のようになっていますが存続だいじょうぶかしら。

 

 

再会を祈りつつ、またね!

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古民家のリノベーションのはなし

このところ世界の変化にどうも気持ちがついていけなかったり、食品を扱う仕事の方がちょっと受注が増えて忙しくなったり。

のろまながらそこそこ元気でやっております。

 

そんなロバのように生きたいみなみくん、

以前よりお伝えしていたとおり、千葉県の田舎からてくてく都内へやってきておるわけなのですが…。

じつはささやかながら、千葉県某所にある古民家(というか廃墟?)をSOHOとして活用しやうと、大改造にチャレンジしています。

 

こんなところです。

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…おわかりいただけただろうか?

みたいな写真になっておりますけれども、いわゆる事故物件ではごさいません。念のため。

 

6〜7年空き家だったようでだいぶ内装が傷んでいて。

たいへんやりがいのある感じになっています。

 

リフォーム業者さんと、大工さんとあれこれ打ち合わせを重ね、現在工事が少しずつ進んでいるところです。

 

施主(自分)が色々ややこしい注文をしやがるのですがどうなることやら…

 

完成したら一生の拠点・資産になるのでじっくり慎重に、と同時に、はやくまともに暮らせる状態にできるよう頑張りたいです。頑張ろう。

 

そしてうちの猫はかわいい。

 

ずっとひとり暮らしの人生設計でいるのですが、時々ボランティアの学生さんとか非学生さんとか泊まりがけで受け入れできるようにはなればいいかなと思っています。

 

空港至近という地の利を生かしたゲストハウス的な活用もできたらと思わなくはなかったけれど、インバウンド対応は現状諦めざるを得ず、数年は様子見ですねぇ。

 

そんなこんなで

再会できたらあれこれ面白い未来の話でもいたしましょう。

 

お久しぶりでしたが、これからも穏やかな吉原で温かいおつきあいいただけましたら幸いです。

 

残暑と台風から身を守ってお過ごしくださいね。

 

ひとりギター部、少しずつ練習しております。

一昨日はじめてマティーニのお風呂でつるりとしりもちをつき。僅かにある尻尾を強打したみなみくんです。

湿布を貼り猛省。

歩行や座るのやあれこれに支障がなく幸いでした…

 

さて、去りし月のこちらの記事で宣言しておりました件

 

練習してます。

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最初はYouTubeのレッスン動画を見ながら基礎練習でも満足していたのですが、

やはり曲の練習に手を出しはじめるとまたテンションとかモチベーションとか鰻昇りいたします

 

楽譜もネットで探すとけっこう出てくるのと、知り合いがThe Beatles: Complete Scoresとかいう百科事典のような全集スコアブックからコードの写真を撮らせてくれたりしまして…

 

以下のようにコードの図と進行をノートに書いたりなどしてモソモソとやっております

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ご存知の通り(?)仕事がいろいろある「マルチわらじライフ」ゆえ、、日々隙間時間に少しずつ。

住まいが集合住宅じゃなくてよかった。。

 

まだコードチェンジもとてもとても苦戦してますが、演奏を覚えだすと音楽の聞き方がまた違ってきたりもしておもしろいですし、何より、

老後の趣味に良さそう…!!いつの話でしょうね〜。

 

だんだんエレキギターも欲しくなってきたりアンプも使いたくなってみたりですがまぁゆくゆくということで。

エレキも独特のとろっと丸みのある音でやはりいいですね!

 

もしもご一緒できる機会がありましたらぜひ、よろしくお願いいたします。

みなみくんがLINEでご予約の受付をはじめます

衣更えシーズン。

猫に撫でろと言われて撫でると抜け毛がフワフワごっそり、、

 

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衣更えといえばじつは和服が好きで最近またちらほらと着用して出かける機会が出てきました。

この季節は写真の薄いデニムの着物を飲み会や美術館に着ていくと暑すぎず寒すぎずちょうどいいです。

 

衣更えとはいえ、衣類はケースに収まる一定量以上増やさないようにしているため夏物を出して冬物をしまうという概念がよくわからずにおります…。

 

 

さて

このたび、

ご予約をマティーニフリーダイヤルの他、みなみくんのLINEでも承ることにいたしました。

お電話は運転や「マルチわらじ生活」などの理由によりお受けできないのでトークのみとなりますが、お気軽にメッセージをいただけますと大喜びします!

 

お友だち追加はこちらから

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LINE ID→ 08018029996

 

お会いしていただける日がありましたらお日にち・時間を教えてくださいませ

 

何卒これからもたのしくお付き合いいただけますと幸いでございます。

 

大久保で亀を食べました。香港誠記さんの薬膳デザート。

夏はまだのような空もよう。

いかがお過ごしでしょうか。

 

わたしは月にいちど感染症の検査のため、提携の医院のある新宿へ行っております。

4月の検査のあとにまたこそっと立ち寄った大久保のお店を静かにご紹介したいとおもいます。

 

家にいるようにと要請されるなかですが、やはり開けているお店がある以上は、混むのもよくないですが誰かが利用しないと成り立たないのかなと思う立場でございまして。

わたしもその困り感は痛いほど身にしみているので…!

 

今回はラーメンではなく、甘いものです。

亀です。

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「亀ゼリー」を食べてまいりました。

 

10年近く前に香港に行ったことがあるのですが、その際に気になりつつもチャンスを逃してしまった亀ゼリー。

 

たまたま駐車場〜病院の途中の通りすがりで目に入りました「香港誠記」さん。

新大久保の駅から西へ450m、「北新宿一丁目」交差点の角にあります。

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ここならもしや…と思いながらのぞいた看板に案の定、亀を発見。

内心テンションがあがるみなみくん

 

お客さんも入っていなかったようで(これも本当に切ないものですが…)潜り込ませていただきました。

 

ビルの2階へ上がります

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適度な気合の伝わるポスター。

 

真新しい木のカウンターから交差点を見下ろせる、こじんまりと可愛らしいスペース。

優しいメガネのお兄さんにお会計をしてお冷をいただき待つこと数分…

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珈琲ゼリーのような、ややボリューミーな小丼?にプカプカしています。

 

亀ゼリーは正式名称を「亀苓膏(きれいこう)」といい、亀の甲の粉末と生薬を使って作られる薬膳料理の一種。

それゆえ苦くて癖の強い味かと思いきや、、

意外とさらりと無味無臭に近い、まさに珈琲ゼリーをマイルドにした感じです。

カルディなどで市販されているものと同じかどうか不明ですが、配合が中華的にうまくできているものなのでしょうか…。

亀と植物の命を頂く恵みをずしりと感じつつおいしく口に運びました。

 

メニューをいろいろ見ていると亀以外も全体的にやや食べ応えのありそうな。空き気味だったおなかが絶妙に満たされた夕方。

デザート専門でドリンクが持ち込み可能とのことで、ちょっとユニークなところです。

 

新宿近辺も最近首都高マスターしだして車で行けるようになり、お酒を飲んだりはしないのですがなかなか面白いですね。

大久保のほうは住宅地の中にネット予約できる駐車場が半日¥1000かからず借りられるところもあり、少し歩くものの便利だなぁと思いました。

 

 

今月もあっという間に下旬になってしまいましたね、なにかと研究してみたりしながらゆっくりと精進してまいります。

世界が終わる前に成田のうなぎを食べたかった日のこと

またまた本格的な緊急事態の少し前の話となってしまいますが、

「わたしはいつ死ぬのだろう…」などと終末感を勝手に背負っていた心配性のある日。

 

成田の隣に住みながらも未経験だった名物の鰻を死ぬ前にいっぺん食べてみたいと思っていました。こうして文字にしてみるとけっこうアホっぽいですね。すみません。

 

近所だけどあまり行ってなかった成田山の参道へひとり向かいました。

自宅から車で15分くらい。

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平時は平日でもいろんな国から来た人々で賑わっていたのですがやはりほぼ無人…!

そんな中数件の飲食店が営業していました。

(5月の現在はまた状況が変わっているかもしれません)

 

Martini Managerのあべさんによるおすすめは近江屋さんというお店でしたが休業日だったため、お隣で呼び込みをされていた「菊屋」さんへ

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由緒ある感じの風流なお店構えですが、

板前さんやスタッフの方の会話から察するに家族で営んでいらっしゃるようで。女将さんと思しきお姉さんが優しく迎えてくださいます。

 

店内はテーブルと椅子で

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スタンダードな鰻重・味噌汁付き

艶々でふわふわのが運ばれてきました

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うまンゴ

生きててよかった。

 

ひとりで黙々とこっそりにやにやしながら味わい、長居せずにさくっと去るというのは(まぁわたしはもともとそういう行動様式でしたが)、今後もたまの外食はそんな感じにになりそうですねぇ

 

 

そういえば

昨年12月、Martiniに入って10日目くらいだったか…、ある日の夕方のこと。

現在移動(たぶん)してしまった中島店長からふいに声をかけられ

(なんというか昭和の司会者っぽいネイビーのダブルスーツをまとったいい感じの濃いキャラの人ですね。)

 

「みなみちゃん、鰻食べない?ご馳走しちゃう!」

 

はて?

よくわからんのと嬉しいのと半々で、「鈴音」さんというお店の鰻重が部屋に運ばれ、ありがたくおいしくいただきましたが…、

あれはそういう形式の入店祝いのようなものだったのかな?という解釈にとりあえずしましたが、なんだったんだべなぁ。

 

ひとまずなんとか世界は終わらず、ですが、まだ外食の際は混んでたら引き返すのがよいのかなと

 

色々落ち着かない日々ですが無事をお祈りしております。