The Beatlesではなく…、「かぶと虫」のBeetlesの観察記です。
カブトムシがやってきた
お迎えしたのは、昨年10月下旬ころのことです。
友人が職場(野外)で採れた幼虫を譲ってくれるとのことで、おもしろそうだったので二つ返事で引き受けてしまいました。「たくさんいるの」とLINEで来たので、10匹弱くらいかなぁと見込んで名前をあれこれ考えたりしていましたが…。
実際に来たのがこちら、長辺が80cmほどの大きな衣装ケース↓
一旦幼虫たちを全員出して並べて、安否確認と頭数のカウントをしました。無事なのが45匹ほど確認できました。
多勢すぎて名前とかもうどうでもよくなり、さしあたって全部カブトちゃんと呼ぶことになりました。
見た目はかなりかわいい
実をいうとカブトムシを間近に見るのはわたくし人生初でした。小学生のころザリガニやドジョウなどは身近にいてよく捕っていましたが…。
なんとなくつりえさのブドウムシをでかくしたようなイメージで想像していたけれど、いざ対面してみると愛嬌のあるお顔で、とてもかわいいです!!
「はぇー」
「プイッ」
動きも少々のろくてモソモソしていて、この子らもやっぱり生き物の赤ちゃんなんだなぁ、と思いました。
そしてふと、やがて蛹になり大人になってしまうのか…、と少しせつなくもなりました(完全変態)。
寝起きでお出迎え「みなみちゃん、おかえり」
春の終わり
みなみちゃんの愛情が重すぎて死ぬんじゃないかといわれていたカブトちゃんですが、春になってなお元気にエサをモリモリ食べていました。衣装ケースから個室へ移してみましたが…。
「んー、よいしょ」「(あっちは狭そうやな…)」
6月になってもあいかわらず元気に動く幼虫のままで心配になり、よくよく調べたところ蛹になるスペースを作るための高さが必要とのことでした。国産のカブトムシは縦向きの体勢で蛹になるためです。
そこで「ラクボックスワイド」という薄型で高さのあるケースに変更。
カブトマットの水分調整をしてお引っ越しさせました。
気温が低すぎてもよくないというか、冬眠〜蛹室形成までに1900℃前後の積算温度を要するという情報がありまして、安置場所を玄関からリビングのソファの横へ移動して様子を見ることにしました。
蛹室を確認
夜リビングで過ごしているとケースから時折ゴリゴリと音がしていたり、幼虫が縦になって屈伸運動をしたりして、せっせと蛹室を作っていました。
6月19日に2、3匹がアメ色になった蛹化っぽい状態(?)を確認できました。おお…!
はたして夏本番には大人になってくれるのでしょうか。うまくいったらこんどは卵から育ててみたいなぁ…。
また後日経過をお伝えしたいと思います。
よい夏にしましょう。