湯っこやのみなみさん。

吉原遊女ほのぼの見聞録

新潟へひとり旅。越後妻有のアート見学①

秋晴れの少し暑い月曜日。

久しぶりの県外へ日帰り旅行へ行きました。目的地は新潟県十日町市

「今年の越後妻有」というイベントを見学してきたので、こっそりとご紹介したいと思います。

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越後妻有とは

新潟県南部に位置する十日町市津南町の妻有郷からなり、信濃川中流域に開けた盆地を中心に栄えた地域。

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(新潟県HPより引用しました)

冬季は2m以上の雪が積もる豪雪地帯です。

 

大地の芸術祭

2021年のお祭りは新型コロナウイルスの状況などを鑑み延期となっていますが、「今年の越後妻有」と題して作品に触れられるよう、見学モデルコースなどが案内されています。

はじまりは1994年、新潟県知事の地域活性化政策に則り、アートにより地域の魅力を引き出し、交流人口の拡大等を図るという計画がスタート。

総合ディレクターは新潟県出身のアートディレクター、北川フラム氏。

6年後の2000年に「大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ2000」がはじまり、以後3年に1回開催されています。

現在では1季あたりの来場者数50万人以上の大きなイベントになっています。

 

今回のアクセス

自宅から東京駅までは愛車で(京橋エドグランに車を置きました)。

東京駅⇄越後湯沢は上越新幹線で。

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越後湯沢駅前からはレンタカーを借りて移動しました。

よって、今回はお酒は無しです…。

 

光の館(House of Light)

越後湯沢駅前からレンタカー(パッソ)で約40分。くねくねの田舎道を走りながら最初にめざしたのは、こちらの建築作品。

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豪雪地のため入口が高くなっているそうです。

実は宿泊施設で「泊まれる作品」なわけですが、日中は見学だけでも可能です。

見学料¥600を支払うと、受付スタッフの方が丁寧に説明・案内をしてくださいました。

所々に光ファイバーが配置されています。

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キッチンで自炊もできます。
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飛び石の配置が美しい。

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見どころはこちらのお部屋。

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屋根が電動でスライドして開き、時間の経過で変化する光を感じられるとのことです。夜も楽しそうですね。

眺めもよく、光と空気がゆるやかに流れます。

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なぜかほとんど虫がいないのが不思議でした。

どうやって管理しているのでしょう…。

下に貼りました芸術祭のHPに夜のお風呂の写真も紹介されています。光ファイバー、綺麗ですがエロい…。

 

まつだい「農舞台」へ向かう

光の館を後にして、次の目的地へ。

途中にも野外作品があります。ふむ…。

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こういう説明書きにただただ頷くばかりでしたが、知らない場所をうろつくのも含めて楽しい時間です。晴れていてよかった。

 

また40分ほどパッソを走らせ「まつだい農舞台」へ到着。

謎の自転車からはじまり…

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建物周辺にたくさんある野外作品を巡ります。歩道(?)が草花でいい感じでした。

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冒頭の写真はこれです。草間彌生さんの「花咲ける妻有」。

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イリヤエミリア・カバコフというアーティストの「棚田」。越後妻有で米作りをする人・風景・文化が表現された、イベントの代表的な作品。

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写真では伝えにくいのですが、本当に美しいところでした。

建物の中も見学です。
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こういった空間ごと入り込んで楽しめる大きな作品が多かったです。

他にも額装の絵画や作品集が見やすく展示されていました。

ここからさらに山ひとつぶんくらい(!)の順路があります。

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今回はこのへんで、つづきは次回に。