心の滋養に綺麗なものを見に行こう、ということで。
とぼとぼと向かったのは京橋のアーティゾン美術館。旧・石橋財団ブリヂストン美術館ですね。
1952年の開館から60年あまり運営され、2015年の5月から建て替えに伴う休館期間に。そののち2019年に現建物が竣成し、生まれ変わってオープンしています。
ビルの1階〜6階が美術館スペースで、中へ入ると動線も含め革新的な構造を擁しているのが体感できます。
1階からまずはエレベーターで6階へ上がり、エスカレーターで3階までの展示室を上から下へ降りてくるような構造になっています。
トネリコというデザイン事務所が担当されたそうです。
現在開催中の新収蔵作品展は、9月5日まで大幅な会期延長となっています!
予約制なので公式サイトからチケットを購入して入場、さほど混雑していないのか、当日でもすぐに予約できました。
展示作品は多くが撮影OKとのことで、注意点を記載した紙が渡されます。
裏返すとちょっとびっくり。笑
ちなみにこの素描はマティスが孫娘さんを描いたものらしいですよ。いい表情ですよね…?
フロアごとにテーマがさまざまです。
この写真に載っているセクション以外にも、例のマティスの素描を集めた一角、オーストラリアの現代絵画コレクションなどが楽しめました。
この多彩っぷりならば、だれでも好きな作家・ジャンルにヒットすんだべねぇ、そんなことを思いました。
クロスの色を使い分けているのが印象的で、場の空気や「間」がいいですねぇ。
アーティストの肖像写真コーナなんてのもあります。
作品のすばらしさはなおのこと、バウハウス関連など資料系の展示も視覚的に味わえます。
途中にある誰もいなくてもったいないビューデッキ。いかんせん、京橋の地においてぼーっとする暇のある人もいないのかもしれませんね。
一席空ける用の帯がいちいちかわいいです。
帰りにミュージアムカフェへ。
初めて訪れた春の日のお料理。
⚫︎カブとブロッコリーの前菜
⚫︎洋風の豚角煮?のようなメイン
⚫︎パン
⚫︎デザートドリンク
こんな構成の軽めのコースをオーダーしました。
デザートには、バタフライピーというハーブでできた淡い青色のゼリーをいただきました。
比較的アクセスが便利な立地で、たびたび足を運びたいこちらの美術館、実際同じ企画展2回行ってしまいました!
ちょっと元気になっておうちへ帰れます。
では、またね。