湯っこやのみなみさん。

吉原遊女ほのぼの見聞録

台東区清川〜吉原大門へ。出勤前に下町・オブ・下町、山谷を歩きました

2月も終わりが見えてきたところで徐々にあたたかめの朝が多くなってきたような。

 

早いもので、葛飾区四つ木でさくらが撮れました。

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いろいろお花も咲いてるし天気のいい日はすごく気持ちよくて、

このごろは時々マティーニ至近ではなくすこし離れた場所に駐車場所を移し、20分ほど歩いて吉原の街へ向かっています。

 

墨田区向島から隅田川を渡り、台東区に入ると現れる、玉姫児童館。

こちらのストリートアートがかわいくて写真を撮りまくるみなみくん。

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立ちションはいかん、、

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この玉姫児童館のそばには玉姫神社と、そのお隣に玉姫公園というすこし広めの公園があるのですが…

ブルーシートでできたテントのようなものがたくさんあり、公園生活の方々が集まる場所のようです。朝は数人のおじいちゃんがおしゃべりとか新聞読んだりとかしてます。

 

さらに進むと謎のホテル街…

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ホテル街といってもラブホ街とは全く趣が異なるというかなんというか。

眩しさが皆無…

 

そして

「カラーテレビ付」

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「全室冷暖房完備・カラーテレビ付」

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いつの時代だよ!

と思わず心の中で突っ込みたくなる看板の数々…

カラーテレビ冷暖房がアドバンテージだったころから時が止まってる?

こんな感じのお宿がびっしり軒を連ねています。

 

旅館組合さんみてみますと、お安いです。

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これってもしかして…

と思って調べてみますと

ここはディープな街の代名詞(?)日本三大ドヤ街の一つ、山谷というところですね。

 

以下Wikipedia 「山谷(東京都)」より引用

元々は日光街道の江戸方面の最初の宿場であった。

 

明治初期から政府の意向で市街地の外れの街道入口に木賃宿街が形成され、吉原遊廓の客を送迎する人力車の車夫等、戦前より既に多くの貧困層や労働者が居住していた。

 

太平洋戦争戦後、東京都によって被災者のための仮の宿泊施設(テント村)が用意され、これらが本建築の簡易宿泊施設へと変わっていった。東京大空襲などで破壊された東京の復興を経て高度経済成長期が到来すると労働需要が高まり、日本有数の寄せ場として発展した。

 

かつて東京のビルや道路造りに携わっていた元日雇い労働者の人々がいまはひっそりと、多くが生活保護を受けながら暮らしているとのことで…

せつなく難しい近代の闇が含まれている街ではあります。

 

それにしてもよく言われているような酸っぱい匂いとかは全く感じられず。

この宿群のひとつ表の通りはおだやかな下町の商店街という趣きで、まったく治安の悪さを感じません。

ゴミの散乱や路上プチ酒盛りなども今は無きものとなっているようで、道の隅も空気もきれいだと思いました。

 

ベテラン感のすごい洋服屋さん

軒先にアロエが育っているのも下町あるあるです。

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いい街並みです
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「にこみ あります」
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こちらも煮込み。
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帰りとかこの辺の酒場入ってみたいのですがいかんせん車に乗らなくてはならないからなぁ…

もつ焼×にこみ×ウーロン茶でもいいですか?

 

まだ未挑戦ですが、ひとまずこの辺で次回の記事に継ぎ〼。

 

雨空でしたがやみましたね。

あしたの日曜はお出かけ日和みたいです!

 

では、しばし、おやすみなさい。