すっかり暖かくなり紫外線と雑草に頭を抱える日々。
じつは自宅のお隣が競走馬の牧場で、毎朝トレーニングを頑張っている様子が聞こえてくる。
サトザクラと馬のコンビがとても綺麗だ。
かわいい
さて、洗面所周り+バスルームが着々と造られているわが家。
家としてはリノベーションなのだが、もともとあった浴室やキッチンが離れになっていて使いづらいため、間取りを変更してLDKと近い場所に水回り関係を新設することになった。
日本の住宅において、多くはシステムバス(ユニットバス)といった既製品が使われているが、
わが家は「在来工法」という、オリジナル要素の強いお風呂になる。
風呂屋さんだけに(?)風呂にこだわりたいということもありつつ、色々な施工事例、よそのお家やよそのホテルのバスルーム等を見た末、
●タイル素材の床と壁
●置き型のバスタブ
●シャワーブースを分離
こんな特徴でやってみたい…、となった。
上記のうちの2つは、
前回のブログでご紹介したこれである。
機能的で使いやすく、出来るだけ寒さを抑えつつ、タイルやガラスを使ったほんのり懐かしさのあるデザインを、ということであれこれ考え、現場での打ち合わせを何度も重ねながら進めている。
(打ち合わせといいつつ雑談がかなり混ざり、部活の後にグダグダしてるような雰囲気だったりする、、)
リフォーム会社の担当者も大工さんも、在来工法のお風呂は珍しい事例になるので、防水工事などタイルの専門の職人さんの意見も聞きながら慎重に決めていった。
まずは元々の状態がこちら!
ブロークン障子が廃屋感満載である。
壁と床を壊して、
後に施工するタイルの重量に耐えるよう、床下部分にコンクリートを仕込んだところ。
その後配管屋さんや電気屋さんの手が加わりつつ、大工さんによって新たな壁が。
アクセント的に、あと換気の面でも効いている黒い窓。
浴室の窓にはメリットとデメリットがあり、
採光と換気ができる一方で、
窓付近が冷えやすく、掃除の手間が増える。
換気は換気扇でもできて、更にお風呂に入るのはほぼ夜なので窓は無くてもいい説もあり、ものすごく悩んだ末…、
やはり黒い窓と光があると空間がかっこいいかなーと思い、小さめの上げ下げ窓を入れることに。
壁と天井に断熱材もたっぷり仕込んでいただいた。
壁の合板の上に、ラスカットという下地材が入る。
これがモルタルの下地の役割となり、その上にようやくタイルを張れるようになる。
このようなかんじで
木造家屋の一部にタイルを張ることになるため、補強や防水といった下地づくりの見えない部分に結構な手間(と費用)がかかっている。
なかなか地味でわかりにくい部分ではあるけれど、実際現場で過程を見ていると家づくりとか建築すごいなーと改めて感じさせられる。
もうすぐタイル屋さんが来てくださるので、続きはまた。